四日市の方より相続に関するご相談
2026年01月06日
Q:亡くなった母の相続で手続きをしたいので、その際に必要になる戸籍について、司法書士の先生にお聞きしたいです。(四日市)
四日市に一人で暮らしていた母が亡くなり、現在相続手続きを進めています。父はすでに数年前に亡くなっており、その際には母が相続手続きをしてくれました。私は一人っ子なので、相続人は私一人になると考えています。先日、四日市にある銀行に行き、母が亡くなったことが分かる戸籍と自分の現在の戸籍を提出しました。しかし、それだけでは書類が足りないと言われ、相続手続きが止まってしまっています。必要な戸籍はどのように揃えればよいのでしょうか。(四日市)
A:相続手続きには、被相続人であるお母様の出生から死亡までの戸籍および相続人の現在の戸籍が必要です。
相続にあたり、基本的に必要となる戸籍は以下の通りです。
- 被相続人(お母様)の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
- 相続人(ご相談者様)の現在の戸籍謄本
お母様の出生から死亡までの戸籍を確認することで、どのような親のもとに生まれ、兄弟姉妹がいるか、結婚歴の有無、子どもの有無、亡くなられた日付などが明らかになります。これにより、相続人がご相談者様だけであるか、あるいは他に相続権を持つ方がいるのかを確定できます。仮にお母様にご相談者さま以外に子供がいた場合は、その方々も相続人となるため、必ず戸籍を遡って確認する必要があります。
2024年3月1日からは戸籍法の一部改正により、戸籍の広域交付制度が開始されています。これにより、本籍地以外の市区町村窓口でも戸籍証明書を請求できるようになり、相続人であるお子様は、全国どこの市区町村でもお母様の出生から死亡までの戸籍をまとめて取得することが可能となりました。ただし、この制度を利用できるのは本人、配偶者、直系尊属(父母・祖父母)および直系卑属(子・孫)に限られており、兄弟姉妹や代理人は対象外となりますので注意が必要です。
戸籍は複数の種類が存在するため、どれを取得すればよいのか混乱される方も少なくありません。相続においては戸籍収集だけでなく、不動産や預貯金、保険などに関する手続きも並行して行う必要があります。中には期限が定められているものや専門的な知識がなければ難しいものもあるため、「手続きを進めたいのにうまくいかない」というお悩みを抱える方は非常に多いのが実情です。
そのため、ご自身での対応に不安を感じる場合には、相続に精通した専門家へ依頼することも選択肢のひとつです。専門家に依頼することで、戸籍収集から相続手続き全般までスムーズに進めることができます。
四日市にお住まいの皆様、鈴鹿・四日市相続遺言相談室では相続に関する初回無料相談を承っております。相続で必要な戸籍の収集や手続きについてお悩みの方は、どうぞお気軽に鈴鹿・四日市相続遺言相談室までご相談ください。
