四日市の方より遺言書に関するご相談
2025年09月02日
Q:父の遺言書にない財産はどうしたらいいか司法書士の方に伺います。(四日市)
私は四日市在住の59歳会社員です。数週間前に父が亡くなり、四日市の斎場で葬式を行って父を見送りました。部屋の片づけをしていたところ、遺言書を見つけたので専門家の指示通り検認を行ってから遺言書を開封しました。同時に財産調査のようなこともしていたのですが、何度確認しても遺言書にない財産があり困っています。相続人は母と私と弟の3人で、母は高齢、弟は四日市にはいないため、私が実質一人で相続手続きをしているようなもので、相談できる人もいないためアドバイスいただけると助かります。(四日市)
A:遺言書で特に指示がなければ、その財産について遺産分割協議を行います。
ご自身の生活もある中、お一人で慣れない相続手続きをされるのは、とても大変なこととお察しします。ぜひ私ども鈴鹿・四日市相続遺言相談室にお手伝いさせていただければと思います。
遺言書に記載のない財産の扱い方ですが、まずお父様の遺言書に“遺言書に記載のない遺産の扱い方”といった内容の文言がないかご確認ください。相続財産を把握しきれない方の中には、財産をひとくくりにして「財産があったらこうするように」と指示される方もいらっしゃいます。もしそのような記載がありましたら、指示に従って遺産分割をしてください。そのような記載がない場合は、該当する財産を相続人で分ける必要があるため、相続人全員で遺産分割協議を行います。話し合いでまとまった内容を遺産分割協議書にまとめ、不動産の登記変更の際に使用します。
正しく作成された遺言書があれば遺産分割協議を行う必要がないため、相続人の負担がぐっと軽くなります。ただし、書き方を間違えたり今回のご相談者様のように抜け漏れがあった場合などは遺産分割協議を行わなければならなくなるため、遺言書の作成は慎重に行うようにしましょう。遺言書の作成にあたっては、専門家の豊富な知識にご依頼されることをお勧めします。
鈴鹿・四日市相続遺言相談室は、相続手続きの専門家として、四日市エリアの皆様をはじめ、四日市周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
鈴鹿・四日市相続遺言相談室では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、四日市の地域事情に詳しい司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは鈴鹿・四日市相続遺言相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。鈴鹿・四日市相続遺言相談室のスタッフ一同、四日市の皆様、ならびに四日市で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。